Day1 山葡萄もべーリーAも普通にうまくない?
どうも、一番好きな漫画はガッシュベルなことに定評のあるたかてぃんです。
初日の動きです。鹿児島も宮崎も初めて来ました。湿気がありますね。あと春ですね。
今日訪問したワイナリーさんは都城ワイナリー。日本ワインを製造するワイナリーでは最南端(のはず)です。
社長でもある山内さんに色々と説明していただきました。
色々試飲もさせて頂いたのですが、印象的だったのはこれ
山葡萄とカベルネの交配種、べーリーA、ピノ・ノワールのブレンドで、かなり甘めに仕上げてあります。フォクシーフレーバーとラズベリージャム、黒スグリの香り。渋みはほとんどなく、特徴的な酸味と甘みがあります。言い方合ってんのか知らんけど、醤油を1,2滴垂らした感じのコクがある。
カベルネと山葡萄を交配させることで、カベルネのどっしりした骨格はまろやかになり、やや酸味が出るようです。
九州は甘い味付けの料理が多く、それに合うよう甘めに造ったようです。
都城、冬に気温が下がらないので色々と苦労されているようですが、それが逆に個性を生み出していると思います。
フランスなどの伝統的な産地の気候風土を基準にし、そこに似た気候風土の新たな土地を開拓することでニューワールドの産地も形成されてきました。
しかし今後はそんな基準では考えられないような土地からワインができていく。そしてそれはこれまでの伝統的なワインの在り方を覆す。しかもそんな土地にはワイン大国の資本は入ってこない。
そう考えると日本のワイン造りも結構ワクワクしたりするよね~~~
ちなみに都城とかいう街、市街地から外れると意味わかんないくらい牛がいて、歩いてると四方八方から牛の視線を浴びます。
明日は綾ワイナリーと、できれば香月ワインズ、その後都農を目指します。
本日車に乗せてくださった方々、本当にありがとうございました!感謝してもしきれないです、、、